
大根は家庭菜園の秋冬野菜の定番ですが、播種のタイミングと間引きを正しく行わないと、根が曲がったり、肥大しなかったりすることがあります。この記事では、播種から収穫までの流れと、各段階で注意すべきポイントを具体的にまとめます。
01 播種の前に行う準備:土を耕すことと石灰の散布
大根は根が深く伸びるため、播種前に土を30cm以上深く耕すことが重要です。石や土の塊があると根が二股になる原因になります。耕した後、苦土石灰を1平方メートルあたり100g程度施し、土とよく混ぜてから2週間置いてください。
元肥は播種の1週間前に施します。窒素分が多すぎると葉ばかり茂って根が太らないため、リン酸とカリウムを重視した配合の肥料を選んでください。
02 播種と間引きの方法
播種は1か所に3〜4粒まき、覆土は1cm程度にします。発芽後、本葉が2〜3枚になったら1回目の間引きを行い、1か所2本にします。本葉が5〜6枚になったら最終間引きを行い、1か所1本にします。
間引きのタイミングを遅らせると、残した株の根の発達が遅れます。少し早いかなと思うくらいのタイミングで間引くのが、大根栽培の基本です。
03 追肥と収穫の時期
最終間引き後に1回目の追肥を行います。化成肥料を株の周りに施し、土と軽く混ぜてください。その後、2〜3週間後にもう1回追肥を行うと根の肥大が促進されます。
収穫の目安は、根の肩(地面から出ている部分)の直径が7〜8cmになったときです。播種から品種によって異なりますが、60〜80日が目安です。収穫が遅れると根が割れたり、スが入ったりすることがあります。
大根の品種ごとの播種時期や収穫日数は、種袋の表示や品種の説明で確認してください。当店の掲載品種については、お問い合わせからお尋ねいただけます。